先週祖父が天に召されました。
小さいころから一緒に暮らしていたのでたくさんの思い出があります。
また、ばあちゃんとは違う思い出です。
男同士って感じですかね。
小学校のとき相撲して本気で投げ飛ばされたこと。
晩飯の後一緒に将棋したこと。
電車に乗って伊勢に行ったこと。
テトリスでボコボコにされたこと。
棚に怪しい実験キットが隠されていたこと。
高校生のときにぶらぶらしてた僕に中国の歴史の勉強だけはしとけとか・・・
よく「泡喰うなよ」といっていた。
「あわてんな」という意味だけど、僕がそういう性質の子どもだったんだろう。
本当によく言われた。
慌てるたびによみがえる言葉だ。
でも実行できてるとは思いません・・・
いつかじいちゃんの言葉が本当に役に立つ日が来るだろう。
その日食べるものがあればいいというような無欲なヒトやった。
そして、わいわい酒飲んで集まることが大好きやったな。
めちゃくちゃなところもかなりあったが、華があるヒトだった。
僕が塾の先生になったこと、将来独立するのが夢なんや。
っていうたら、
「学校の先生とちゃうんか~、賢い道選んだの~」と酒飲みながら笑っていました。
いったいどういう意味か分かりませんが、すごく心強かった。(笑)
大事な人に死に触れると残された人生を一生懸命生きようと思います。
帯は何度も締めるものですね。
じっちゃん60年後にまた飲みましょう。